- ホームページを作成しただけになっている
- 新規の患者さんが以前に比べて減った
筆者は、上記の悩みを抱えている歯科クリニックを多く見てきました。弊社は、歯科クリニックに特化したSEOコンサルティングの経験がある会社です。
このような悩みを抱えている方は、ぜひ「SEO」を考えてみてください。
歯科医院を経営している方であれば、一度は聞いたことがあるのではないでしょうか。
SEO対策とは何か?
SEOとは、検索エンジン上で、表示されるようにすることです。
例えば、新宿にある矯正歯科クリニックを経営していたとしましょう。その場合は、「新宿 矯正」と検索したときに、自分のクリニックのホームページをヒットさせることができるのです。
よく落としいりがちな穴があります。
それは、どんなに良いホームページを持っていても、検索エンジンでヒットしなければ、なかなか集患につながらないということなのです。
そのため、SEO対策をして、検索エンジンでより新しいユーザーを集めていく必要があるのです。
具体的には、GoogleやYahoo!などの検索エンジンで検索された際に、自分のWebサイトを上位に表示するために、何をするのか知っていく必要があります。
歯科医院はなぜSEOをするべきなの?
どうして歯科医院の集患においてSEOが効果的といえるのかを考えましょう。
それは、検索エンジンで歯科クリニックを検索する人が圧倒的に増えているからです。
人は歯科クリニックを探すときに、Googleなどの検索エンジンやマップで、「恵比寿 歯科」と調べることが多くなりました。
以前は、チラシなどでかかりつけ歯科を決めていたのかもしれませんが、最近では、検索エンジンで調べるのです。このため、検索エンジンでヒットさせる必要があります。
歯科医院がSEO対策するときの5つの大きなポイント
キーワードを選ぶ
SEOにおいて最も重要なのが「キーワード選定」だといわれています。これが歯科医院に特化したことではありませんが、どのキーワードで検索しているユーザーにリーチさせるようにするのかがすごく大事なのです。
仮に、見込み患者が検索しないような「焼肉」などといった無関係のキーワードで上位表示したところで、集患にはつながらないので注意しましょう。
では、どういったキーワードが重要なのかというところですが、
- 地域名
- 診療時間
- 診療内容
- 支払方法
- ターゲット
などが挙げられます。
例えば、
- 新宿で一番安いホワイトニングなら○○歯科へ
- お子様・未就学児向け|自由が丘での歯科検診なら○○へ
- 平日22時まで来院可能。恵比寿駅から徒歩3分の○○デンタル
などといった明確な地域名、歯科の特徴があるととても良いでしょう。
診療内容ページを充実させる
診療内容や症状ごとページを用意しているクリニックは多いと思いますが、中には適切ではないものもあります。
例えば、「インプラント」と「ホワイトニング」のページが一緒になってしまっているケースです。
インプラントを知りたいユーザーは、ホワイトニングの情報を知りたくはありません。同様に、ホワイトニングに関心のあるユーザーはインプラントには無関心でしょう。
この場合、ユーザーが離脱したり、本当に欲しい情報に洗練されていないため、SEO対策として適切ではなくなってしまうのです。
では、どうしたらいいのか?というと、一つのページでまとめて説明をせず、個別のページに分けることが大事です。しかし、単純にわけて、コンテンツが少なくなってしまっても逆効果です。
SEO対策においては、文字量も大事だからです。
ページを構造化する
SEO対策は、Googleが示している基準を満たすことが必要です。少し技術的な内容にはなりますが、タイトルタグやメタディスクリプションタグ、アンカーテキストなどが適正に記述されているのかをチェックする必要があります。
また、そもそもサイトマップを設置できていないのなら、せっかくしてきた対策も効果が薄くなってしまいます。
少し技術的な部分になり難しいですが、調べてみてください。SEOコンサルタントでは誰もが知っている初歩的な内容なので、SEO対策会社に聞いてみるのもいいかもしれません。
信頼性を明記する
また近年のGoogleは、「YMYL」を厳格に調査しています。YMYLとは、Your Money Your Lifeの頭文字をとったもので、それらは、人間の人生における影響度が高いものであるため、
コンテンツは精査されるべきであるという基準です。
歯科もこの領域に該当します。
人間の歯の治療は人生を左右する重要な医療領域です。このため、サイトやコンテンツの「専門性」「信頼性」が大事なのです。
これらは、EATとも呼ばれます。
Expertise(専門性)・Authoritativeness(権威性)・Trustworthiness(信頼性)といった、ユーザーに安心させる要素です。SEOに重要な要素となるものでもあります。
筆者が実際に支援した方からは以下のような声をもらっています。
メンタルクリニックの医師です。卒業した大学や「医学博士」だという称号を書いてから、サイトのPV数が上がっていました。それ以外のブログ記事は何一つ書いていないので、正直不思議です。
都内の○○(都合により省略)で開業して10年。以前は、被リンク数業者などへの依頼で簡単にSEO対策ができていたのに急に対策が難しくなった印象。
自分の所属学会と称号をのせると、その専門領域の記事が検索順位についていた。
専門性・信頼性を示す方法としては、資格や称号を持っていることのアピールが功を奏しているようです。
MEO対策をする
歯科医院は検索エンジンだけではありません。マップでも検索されます。
マップで集客するときの対策が「SEO」のマップバージョンとして、Mapを頭文字につけた「MEO」と呼ばれるものです。
歯科医院を探すユーザーは、「恵比寿 安い 歯科」「新宿 深夜営業 ホワイトニング」などと検索します。
ここでは、口コミなどをたくさんのせるようにしましょう。
歯科医院からよく受けるSEO対策の質問
ホームページ会社にSEOをしてもらっているが効果がわからない
ホームページを納品された際に、SEO対策をしてもらっているという歯科は多いです。しかし、それはあくまで、「Googleの示している最低基準を満たしています」というものであることが多く、あくまで検索エンジンにヒットするための最低限であることが多いです。
特定のキーワードで上位表示させるには、それなりの対策が必要だからです。
SEO対策会社に相談し、現在、どういったキーワードで自社サイトが表示されているのかなどを聞いてみるとよいでしょう。そうすることで、自社のサイトはどれだけSEO対策できているのかわかります。
自分でSEO対策をしてもよい?
SEO対策は、歯科治療のように資格が必要なものではありません。このため、特定の代理店だからできるものではありません。もちろん自分ですることも可能です。
しかし、歯科治療でも症例が重視されるのと同様に、SEO対策も実績があるに越したことはありません。
効果が出るまでの時間は?
効果が出るまでは一般的に半年程度かかります。
費用はどの程度かかる?
費用はピンキリではあるものの、ミニマム10万円程度でしょう。
しかし、当然工数に応じてしてくれるサービスも大きくなります。安いからよいのではなく、金額によってサービス内容が異なり、クオリティに違いがでるのだと覚えましょう。
特に、対策会社によって料金体系やサービスの範囲・契約期間や成果保証など、同じ言葉でも中身が異なります。弊社では、相見積もりをとることをおすすめしています。
また、SEOは長期的な施策となります。一回5万円で完了しても、すぐに競合他社に順位を抜かれてしまうでしょう。継続して依頼することで、価値が高くなり、安定した順位を獲得できるのです。
SEO対策に即効性を求めないことも重要です。
地域の競合視しているクリニックの動向が知りたい
地域の競合視しているクリニックの動向が知りたい場合は、SEO対策会社に相談しましょう。まっとうに行っているSEO対策会社であれば、「自分のクリニックのすぐ近くにある○○歯科のサイトは、どの程度のユーザー数が訪れていそうか?」という質問にも答えてくれます。(他社のユーザー数は、正確には特定できませんが、近しい数字がツール上取得できるため試算は可能です)
まとめ
いかがでしたか。歯科医院のSEO対策ならSEOテラスにお任せください。
SEO対策歴5年。SEO支援の実績は、オウンドメディア等も含めて、30サイト合計50,000ページ以上。20歳の時にブログを始め、1年で月20万PVのサイトを制作。その後、toB向けSNSマーケティングを行い、フォロワーも6,000人以上。(2022年11月時点)現在は、業界特化のSEOコンサルティングを行っている。
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