この記事を読むのがおすすめな人
- 現在の外注先から「SEOコンサルティング費用」という請求書をもらっているが正確なサービス内容がわからない状況だ。
- SEOを使った集客に力をいれていきたいものの、コンサルティングを依頼したらどこまでしてくれるのかわからない。
SEOコンサルティングとは?
SEOとは、検索結果に表示させる回数を増やし、Webサイトへの訪問数や問い合わせを増やすことです。SEO集客を通して、ビジネス課題を解決したり、改善を支援したりするコンサルティングサービスとして、SEOコンサルティングは成立しています。
SEOコンサルタントは、Webサイトの分析を得意としていることが多く、Googleからどのように評価されているか、現状の課題がどこにあり、どこをどのように解決していくことで、訪問数や問い合わせ数を増やすことができるのかを提案します。
SEOコンサルティングの成功事例
実際に弊社が支援したSEOコンサルティングの成功事例から見ていきましょう。
事例①医療業界のSEO
このお客様は、都内の某所で歯科医院を経営されていたものの、近年新規の患者様が下降傾向にありました。理由を紐解いてみると、ある時を境にホームページへのアクセス数が大きく減っていました。
WebサイトはSSL化をする必要がありますが、院長はその最新トレンドの情報をキャッチアップできておらず、対策が不十分だったため、Webサイトの訪問者数を著しく落としていたのです。
弊社のSEOコンサルタントをそれをいち早く発見し、WebサイトをSSL化し、そのほか最新のSEOトレンドに合わせた設計を行ったことで、お客様のWebサイト改善に努めました。
事例②法律事務所のSEO
大手事務所から独立し、改行したばかりの法律事務所様は、オウンドメディアを新たに構築したく、弊社にSEOを依頼いただきました。
自社でライターを確保することはできても、SEO的なナレッジがないため、サイトの構築の仕方から設計の仕方まで、すべてを外注されました。結果、新規ドメインで結果が出るまで時間はかかったものの、1年ほどで問い合わせ件数を5倍以上にUPさせることができました。
SEOコンサルティングの主な流れ
ヒアリング
まずは、ヒアリングを行うコンサルティング会社がほとんどです。SEO施策を経て、達成したい目標は何かなどを考えます。
例えば、クリニックの場合、「月にあと50件の集患をしたい」という目標があったとします。この場合、地域や現状によって、50件程度であれば、Web広告を運用したほうがいいのか、SEOで特定キーワードを対策したほうがいいのか、最適策が異なります。
このため、「何をしたいのか」という達成目標が大事なのです。
よくある達成目標が以下の通りです。
- 事業内容
- 現状のターゲット層と理想とする(今後注力したい)ターゲット層
- 自社の強み、差別化要素
- ベンチマークしている他社
- 過去行った施策で効果のよかったもの、悪かったもの
- 中長期的な戦略
- 単月の予算
これらを明確にしておくと、SEOコンサルティング会社からクリティカルな提案をもらえるでしょう。逆に、これらを明確せずにコンサルティングを依頼してしまうと、自社と目線が合っていないままになってしまい、予算が無駄に放出されてしまいます。
くれぐれも気を付けましょう。
サイト分析・診断
次に、サイトの分析をする会社が多いです。例えば、Googleが示している基準を満たしていない箇所があれば、それはマイナス要素になるため、改善策を早速実行する必要があります。
そして、基準を満たしていたとしても、適切なキーワードで記事を制作できていないのであれば、達成目標は実現しません。
自社サイトに足りていない点を補い、適切な追加施策を行うことを明確にします。
施策の実行
課題やネクストアクションが明確になってきてから、いよいよSEO施策を実行します。ここでは、即時解決できる短期施策と、実行や効果測定に時間のかかる中長期施策に分かれやすくなります。
サイトによりけりではあるものの、これらを優先度を決めて行っていかなくてはなりません。場合によっては、部分的なサイトの改修も必要になると思われます。
ちなみに、SEO施策においては、正解を導くのが難しくて、「これでベスト!」という結論までたどり着くのは非常に難解です。
新しいブロックをの作成や不要ページの削除といった更新を繰り返すことで、どうしても新たな改善点が発生するのです。
定期的にSEO診断を行いましょう。
こんな会社には気を付けて!危ないSEOコンサルティング会社
SEOは中長期的な施策となります。一度発注すると、何年間も、何千万円もかけてお付き合いしていくことになるでしょう。
長くお付き合いできる会社を見つけられるのが一番です。
実際に、筆者も、異業種交流会で、「現在SEOコンサルティングには満足していますか?」と何名かに聞いたところ、一部の方からは「満足はいっていないけれど、SEOコンサルティングの契約は半年あるし、なにより新しい会社にもう一度ゼロから依頼するのが面倒だ」という声を聴きました。
SEO会社の選び方も非常に大事ですね。
下記は、筆者が危険だと感じたSEOコンサルティング会社の特徴ですので、参考にしてみてください。
コンテンツとしてクオリティが低い
記事や新規ページの草案が納品されたが、質が低いという声を聞きます。SEOコンサルティング会社の中には、学生や主婦など、ほぼノンスキルのライターを活用しコストを抑えていることもあり、その場合、クオリティが不十分な場合があります。
レスポンスが遅い
SEOコンサルティング会社の中には、一人で何十社も担当していることがあり、その場合レスポンスが非常に遅くなってしまいます。担当者のリソースがどの程度確保されているのかは事前に確認しておくだけで、理解できますので、発注前にチェックしましょう。
SEOコンサルティングにおけるよくある質問
会社によって「SEOコンサルティング」の定義が違う…
SEOコンサルティング費用の中身が見えづらい…
月10万とられているけれど肝心のコンサルティングサービスの中身が不明だという方も多いでしょう。そういう方は実際に聞いてみるのがおすすめです。
一般的な価格表は以下となります。
過去にSEOコンサルティングを依頼したのに順位が下がっている…
検索順位や訪問数の動向は定期的にチェックすることは非常に大切と言えます。Googleの検索アルゴリズムは、実が不定期でアップデートされます。このため、検索順位は常に変動していくのです。
例えば、ずっと1位だったキーワードが急に9位になってしまった、なんてことも珍しくないのです。
SEO対策歴5年。SEO支援の実績は、オウンドメディア等も含めて、30サイト合計50,000ページ以上。20歳の時にブログを始め、1年で月20万PVのサイトを制作。その後、toB向けSNSマーケティングを行い、フォロワーも6,000人以上。(2022年11月時点)現在は、業界特化のSEOコンサルティングを行っている。
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