ロングテールSEOとは、特定のキーワードでの上位表示だけではなく、より幅広い2つ以上の単語で構成されるキーワードで対策していくことです。複合キーワードやテールワードとも言います。
主に、下記の理由につき、ロングテールキーワードの検索が増えていることがわかります。
- 情報社会によりコンテンツが増加し、ユーザーがより専門的・ニッチなキーワードで検索するようになった
- 音声検索が増えたことにより、検索キーワードが長くなりやすくなった
ロングテールSEOとは何?
ロングテールSEOとは、ボリュームのある特定のキーワードでの上位表示ではなく、それに関連する複数のキーワードでウェブサイトをヒットさせることです。
より幅広い、またはより購買に近い検索を行うユーザーを獲得できるようにするためのSEOのことを指します。
ロングテールキーワードで上位表示・SEOを狙うメリット
ロングテールキーワードで検索順位を上げるメリットを紹介します。
ユーザーへ具体的なコンテンツを見せることができ、コンバージョン率が高い
2つや3のキーワードの掛け合わせで検索するユーザーは、そのキーワードについて具体的に知りたいニーズがあります。このため、「購買意欲が高い」ことが多いのです。
詳しい情報を知りたいというニーズが明確化しているので、ニーズがすでに絞り込まれている状態であるといえます。逆にビッグキーワードで検索する人は、その言葉について何となく知りたい人や、まだ自分自身のニーズを深く掘り下げることができていない人が多いと予想できます。
ボリュームの大きいビッグキーワード | 一つの記事で、多くの流入が見込める | 上位表示の難易度が高い ビッグキーワードから獲得できるコンバージョン率は高くない場合もる。 |
ロングテールキーワード | ニーズに応えるコンテンツさえ用意できればコンバージョン率はビッグキーワードよりも高くなることが期待できる。 | 検索ボリュームが少ないため、爆発的な流入は狙いづらい |
ユーザーニーズに合ったコンテンツを作りやすい
ビッグワードはユーザーの想いが見えてきづらいです。
「SEO」と調べるユーザーがいたとしても、「SEOのキーワード選定」を知りたいのか、「SEOの会社」を調べたいのか、わかりません。
ロングテールキーワードのほうがユーザーのニーズに合った内容を作りやすいというメリットがあります。
競合が少ない
ロングテールキーワードには、検索ボリュームが少ない分、大手のサイトや公式サイトが参入してきづらい領域です。このため、ドメイン力のある競合サイトが少ないというメリットがあります。
ロングテールキーワードになると検索ボリュームが減るうえに、ライバルとなるコンテンツが減るため、上位表示の難易度が下がります。
ロングテールキーワードはどうやって見つける?
ロングテールキーワードを見つけるには、ツールの利用がおすすめです。
Google検索のサジェスト欄を参考にしたり、ラッコツールを活用したりしましょう。
ラッコツールでは、関連するキーワードが50音順とアルファベット順に大量に表示されるため、キーワードを大量に見つけられます。
その中から、ボリュームがあるものや自社に合ったものを選ぶことが大事です。
SEO対策歴5年。SEO支援の実績は、オウンドメディア等も含めて、30サイト合計50,000ページ以上。20歳の時にブログを始め、1年で月20万PVのサイトを制作。その後、toB向けSNSマーケティングを行い、フォロワーも6,000人以上。(2022年11月時点)現在は、業界特化のSEOコンサルティングを行っている。
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